ADHDについて。

ADHDという発達障害当事者の主婦カナリによる、障害者目線による連載コラムです。現在の記事は以下の通り。


ADHDとは、発達障害のひとつで「注意欠如・多動症」と言われます。

ADHDとは、注意欠陥・多動性障害という意味だそうで、発達障害のうちの一つです。私は多分典型的なADHD。ソワソワしていて落ち着きがなく、深く考えるのがとても下手くそです。

あと、他人がどう思っているのかを慮るのがとても苦手。多分、相手をイライラさせてしまうタイプなんだと思う。

もともとおっちょこちょいで空気が読めない性格だとは思っていましたが、発覚したのは結婚して子供が小学校に入ってからです。あまりにも出来ないことが多い。料理をするたびにやけどしたりするし、夫はイライラさせてしまうしで辛いと思って心療内科に行って、ADHDだと診断されました。


最近は大人のADHDも増えているそうです。

私は、出産して暫く経ってからようやく診断がついて、そうだったのかとストンと納得がいった感じでしたが、もっと早く診断されていればよかったとか、逆に診断されなければよかったとか、色々な気持ちが浮かびましたね。

でも、自分は発達障害があると理解してからはなんとなく生きづらさが緩和された気はします。

次回の記事より、ADHDの発達障害者として広島県で障害者継続就労支援A型の施設に通っている、40代主婦のわたくしカナリの苦労している点、うまく生活するコツなどを試行錯誤しながら記録していこうと思います。


ADHD関連書籍。

「大人のADHD」のための段取り力 (健康ライブラリー)

司馬 理英子 | 2016年01月13日頃発売 | ADHDの人が仕事や家事でうまくいかないのは、目の前のことしか見ていないから。場当たり的にする作業には連続性がありません。仕事や家事をスムーズに進めるにはどうしたらよいか。本書ではADHDの人が苦手とする「時間の管理」「ものの管理」「プランニング」「記憶の補強」「持続力」を5つの課題として、職場と家庭での具体的な取り組み方をイラスト図解。自分を励ましながら確かな段取り力を身につけましょう!ひと目でわかるイラスト図解《講談社 健康ライブラリースペ…

「大人のADHD」のための片づけ力 (健康ライブラリー)

司馬 理英子 | 2018年04月12日頃発売 | 本書は、困っていても片づけができない人のための、片づけ方の本です。単純作業が苦手なADHDの人は、いわゆる「普通の暮らし」をすることに苦労しています。片づけができません。不注意、記憶力が弱い、情報を一度に処理できない、などの特徴があるためです。本書では、絶対守りたい2つの鉄則を軸に、アイテム別、部屋別、職場、それぞれに適した片づけの手順を図解。片づけを無理なく継続できるコツもあわせて紹介します。ひと目でわかるイラスト図解《講談社 健康ライブラリ…

47歳漫画家 ADHDと仲良く暮らしています。

松田望 | 2020年01月06日頃発売 | 発達障害でもHAPPY!!!!!不注意 衝動的 多動性特性はプラスの力になる!!発達障害(ADHD)を持つ47歳中年漫画家の日常生活をコミカルに描く捧腹絶倒コミックエッセイ!!「ブリッ?」「ん? 何の音? って俺のウンコかい?」一年に一度は作業に集中しすぎてお漏らし。お漏らしするその瞬間まで気づかないので、まるで他人事。タンポポの綿毛を見ると吹かずにはいられず、大学時代、同級生たちに「メルヘンチックやな~」とバカにされる。大人なのに毎日のように転んで…